●運動と食事(導入+食事)

運動と食事(導入+食事)

ダイエットをする、という時に方法として簡単に思いつくのが食事制限と運動がありますよね。生理学的に問題なく、また無茶でない限りはこれだけが正解というものはなく、さらにみなさんそれぞれの今の体のコンディションや生活環境によっても方法はいろいろあります。

何事もバランスが全てです。

運動だけで体重を落とそうとするとひたすら運動が必要となります、食事だけで体重を落とそうとすると常に量やカロリーばかりを気にする食事が続き、はたして無理な制限をすると必要な栄養が取れず体を壊しかねない事態に陥る可能性があります。

要は先ほどの摂取と消費の法則があるからです、食事を気にせずカロリーを常に取り続けてそれを運動で消費しようとするからひたすら運動となり、運動しないでカロリーを消費しない中で食事のみでカロリーセーブしようとすると食べたいものをひたすら我慢するだけの食生活になってしまうのです。

ですから当然この2つ、運動と食事の両方でうまくバランスを取れば偏った過度なストレスなくダイエットに取り組みやすいということなのです。

わかっちゃいるけど運動は苦手で・・、食事だけは仕事の付き合いもあるし、好きなものは食べたいしゆずれないな・・。そうですね、当然みなさん得手不得手がありますからここでもバランスを考えましょう。

運動が嫌いじゃない方なら運動の比率を上げましょう、運動が苦手ならまずは食事の方を少し多めに注力しましょう。

・食事(カロリー摂取)

食事の面でのアドバイスとしますと、基本3食をとるとした場合にわかりやすいのがそれ以外の間食です。間食となると余計にそのちょっとしたものというのはカロリーが高いものが多いです。甘いものやスナック菓子のような油もの、そしてジュースのように糖分が多い物など。間食の習慣がある人はまず間食を抑えるだけで大きなカロリーセーブができます。

合間に小腹が減ってしまう人はそこだけは欲求にまかせず、どうしてもの時はまずは低カロリーのもので小腹をみたしましょう。プレーンヨーグルトや低カロリーゼリーなど、飲み物も砂糖やミルクを入れないコーヒーや紅茶、スパークリングウォーターなどは一瞬お腹も膨れて空腹感を満たしてくれます。

まずこれができれば3食はしっかり食べても随分と1日のカロリー摂取量は変わります。

次は3食の中身です、間食はあまりしないよ、という方で肥満気味の方であればなおさらこの3食で気をつけなければいけないですね。

ただ全てを質素にというのは結局長く続けられないので、ここでも一気にではなくメリハリをつけて少しバランスを考慮して楽しく食べつつ長く普通の食習慣として続けられる方法を考えましょう。

朝ちゃんと早起きしてしっかり食べる人、基本的に今から動き出すタイミングですのでいきなり脂っこいものや高カロリーのものでなければ食べて問題ないです。

朝が遅く昼食までの感覚が短い人でお昼をしっかり食べたい場合は控えめにしましょう。ただし頭を働かせないといけないので糖分は適度にとって構いません、あぶら物(脂質)は控えましょう。

脳の唯一の栄養素が糖分なのはご存知ですか?

ですから炭水化物ダイエットというのがありますが全く炭水化物を取らず尚かつその他の糖分を取らない状態が長く続くのは体によくありません、頭がシャキッとしないので学校や仕事にも影響が出てしまいます。

何事も極端すぎることはどこかで歪みが出てしまうということです。

お昼ごはんはと言いますと、こちらもまだ夕方までは学校や仕事で頭も状況によっては体も動いて活動中だと思いますので比重的には夜よりもあまり気にはしなくても良いです。ただし一日中デスクワークなどで動くことがない方はやはり食べ過ぎないように注意です。

夜については、コントロールできる日は、ビールやお酒を飲む方はそこで糖質摂取となり炭水化物を採っているのと単純には同じなので、ご飯や麺類の炭水化物は控えめにしましょう。

あとよく、ご飯は食べないから、と言って安心してしまい、おかずを多く食べて結局油っぽいものをご飯があるとき以上に食べてしまっては結局プラスマイナスしてみると十分にカロリープラスに陥っているケースが多いです。

夜は腹八分目、お酒を一緒に取る方はさらに油物を控えましょう。油物というと唐揚げのようなお肉の揚げ物のイメージですが、野菜が入っているしと思っても炒め物だとたっぷりの油で炒めているのでこれも注意です、外食だと特にです。

また仕事上の会食など避けられない状況の場合、またはどうしても我慢できない状況で過食してしまった時には、次の日から二日ほどかけて食事を少しセーブして調整しましょう。次の日1日で何も食べないような極端な調整は体によくないですし、その日1日がただ楽しくない日になってしまいます、ですから二日ほどかけて調整するイメージで食べ過ぎた罪悪感をストレスなくいつもより少し注意を増やした程度の食事を二日でバランスを取るように考えましょう。