●運動と食事(運動)

運動と食事(運動)

運動の面でのアドバイスとしましては、まずは続けてみよう、ということです。

頻度や強度はまた後ほどもう少し詳しくお話ししようと思いますが、この「続ける」ということが単純に想像すると果てしないイメージがあり難しく思えてしまうところかと思いますが、これが重要なポイントなのです。

そこで、十日だけ・いや1ヶ月だけ頑張るぞ、これなら終わりが見えるからちょっとしたことも我慢できて頑張れるし、という短絡的な方向に流れてしまうことが多いと思います。

でも急激に短期で行って、その時は結果が出たとしてもそこで全てをストップさせてしまうとまた元に戻るだけですよね。

そうです、急激な短期なアプローチは、あなたの中ですでにキツくて嫌なことだけど我慢してやろう、という認識の元で成り立っているからそもそも楽しくも何ともないものなのです。それでは当然長くも続けられませんし、もし続けれたとしてもこれはこれで短期的な無理なアプローチ方法なので今度は逆に体を壊してしまう可能性があります。

そうすると何をどうやって長く継続していけるかが重要ということとなります。

まずはみなさんの中にある、「わざわざ運動・・」「嫌だけど体型維持・向上のための仕方ない運動・・」という概念を取り払えるような、普段の生活の中の1つのルーティンに加えられるような運動を取り入れることで、当たり前のように長く続けることができるようになります。

小さなことからでいいんです。なぜなら食事もストレスない程度にうまく楽しくコントロールすることにプラスしてストレスのない長く続けられるちょっとした運動をセットにするので、少しずつの2つ合算の相乗効果で、それだけですでに今までのあなたの生活スタイルから大きな進歩を果たしていることになっているのです。

無理な1ヶ月で結果は出たが後はただ逆戻りと、無理のない少しずつでもストレスない程度のコントロールの当たり前が自然と1年2年と積み上がれば結果は明らかですよね。

これであなたの理想体型が維持できれば言うことないです。もしかしたら成果が徐々に出てカラダが気持ちよく変わっていくことでさらに興味が湧いて、もっとトレーニングを極めたいとなれば、それはもう面倒くさいけど仕方なく、ではないあなたの自発的なポジティブな欲望によるものですから後はさらに頑張るトレーニングもただただ気持ちいいものとなることでしょう。

ここでは食事と運動について大きな見方でお話しさせていただきました。

一貫して私がここでみなさんに認識していただきたいのは、細かいことは今や最新知識や情報としていくらでも存在しているのですが、そんなことよりも前に、体の基本的な仕組みや概念を理解していただき、わかっちゃいるけど始められないあなたのマインドセットを「これって無理をしたり厳しいことを我慢してすることでなくバランスをうまくとれば楽しく続けられることなんだ」とわかっていただきたいのと、それと同時に、これは特別なことでなく誰にでもできることなんだ、ということです。

誰と比較をすることではありません、今あなたがもうちょっと変えられないかな、と思っている自分からどれだけ気持ちよく少しずつ自分の理想に近づけられるかどうかがすべてなのです。100キロの人が60キロの人と比べて諦めるのではなく、また無理なダイエットで一瞬60キロになってその後また元に戻るのでなく、ゆっくりでも長く続けてまず90キロになれば、それは確実に過去の自分から変われている証しで、また一過性な無理してではないその生活リズムが当たり前の習慣になってしまえば、ストレスなく続くことによってさらに理想に近付くチャンスが継続となり、そうこうして続けていく中でまた自分にとってみなさんそれぞれの環境下におけるベストバランスの理想の形を改めて見つけることにもなると思います。