●あなたのタイプは? —かつて部活など運動を続けていた人
みなさんの今に至る状況までにおいて、過去の習慣として継続的な運動の経験があるかないかというところは、これからの体型改善へのアプローチでもある程度の区別が必要です。
想像できます通り、当然運動経験がある人と無縁だった人では体へのいい意味での刺激を与えるためとする中で、同じ内容でも負荷のかかり具合が違ってくるからです。
それではまずは過去に運動経験のある方について確認をしていきましょう。
過去のいつくらいに運動をしていましたか?
中学や高校もしくは大学などで部活動でしたか?今の年齢からするとどれくらい前ですか?
まず運動経験がある場合は、体の運動神経細胞は過去の経験をちゃんと記憶しています、そしてかつての運動負荷に耐えていた筋肉細胞は、また運動を始めるとその記憶を思い出すことで運動による成果は出やすい傾向になります。
ただし、30歳以上となると当然加齢による筋力の衰え方も若い時とは違いますので回復が急激というわけではありませんが・・。
また、経験していた運動の種類にもよりますし、そして現状のコンディションもそれぞれでしょうから当然個人差もあります。
上記の通り、確かに細胞の奥底では確実に経験値として記憶はしていますので、うまく運動を再開していけばより効率的に成果を望める可能性は大ですが、ここで十分注意いただいきたいことがあります。
それは、逆に過去に運動をしていた分、現状の筋力状態とは別に、頭の中で過去運動できていたイメージが先行してしまって現状の体力に沿った運動レベルを超えて活動してしまい、「体が動かないー」とストレスを感じてしまうとともに過度な負荷でケガをしてしまう可能性があるということです。
正しく今の体力に合わせて運動を初めていけば効率よく成果を出していくことができるので決して慌てないようにしてください。
体づくりとして、今の自分に合ったトレーニングを始めるとともに、せっかくであれば過去の運動経験のスポーツを遊び感覚でもいいのでやってみるのも是非これを機会にやってみてはいかがですか?
なんとなく昔の感覚、外であれば土や緑の香り、体育館なんかは独特の空気感や香りなどはとても懐かしく、あの時のキツかった思い出を思い浮かべながら改めて体の五感で感じてみると妙に気持ちよくなんとも言えない感覚に包み込まれますよ。
もし、今からやり直すにはハードだったり難しい種目だとしたら、今興味があるけど時間がないな、とか、そのうちかな、と思っているスポーツがあれば是非今からちょっと初めてみてはいかがですか?
それは個人トレーニングとはまた違う楽しさやカラダだけでないところでの発見もありますよ。同じ目的の人たちとの繋がりが生まれたりして、ココロの充実度もさらにアップするかもです。
一人で運動するのも一つですが、何かスポーツを通じて同じ目的で集まっている人たちの中に飛び込むのも新鮮で新しいあなたへの良い刺激になりますよ。
そうなると、さらにそのスポーツに繋がる運動を個人のトレーニングに取り入れれば、運動を続けるモチベーションにもなると思います。もしなかなかそのスポーツに取り組むまで行き着かなかったとしても、そのうちまた始めてみたいという気持ちを持ちながらその時のために少しずつ自分でできる運動をしてその準備につながるようにしてみてはいかがでしょうか。